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Lord Byron's
History

バイロンの人生

19世紀を代表する詩人 バイロン誕生

バイロンの母キャサリーン
Catherine
1788年1月22日

ロンドンにてジョージ・バイロン(George Byron)(第6代バイロン男爵)が誕生。

しかし、放蕩な父ジョン・バイロンは家を捨て流浪し、バイロン3歳の時に南フランスで死亡(36歳)した。
残された母子は貧しさと寂しさの中で、貴族という誇りだけを持って、母キャサリーン(Catherine Byron) の里であるアバディーン、そしてノッティンガムで暮らした。
バイロンは生まれながらの「びっこ」であり、母は気むずかしく、必ずしもバイロンを慈しみはしなかった。そのためか、バイロンの若き日々は感情の鋭い暗いものになっていった。

バイロンの幼少期の淡い恋人メアリー
Mary

1798年 10歳の時に第6代バイロン卿となる。
少年の頃のバイロンは、メアリー・チョワース(Mary Chaworth) などの少女に淡い恋を寄せた。

ケンブリッジ大学に在学中は、その美貌と傲慢な性格とでロマンティックでありながら怠惰な生活を送っていた。

詩集 「チャイルド・ハロルドの巡礼」 書籍

ケンブリッジ大学を卒業後、バイロンは、憂鬱であった。

重苦しい心のはけ口を求め2年間の地中海の旅へと出る。

帰国後、1812年に、その旅での感慨を記した書籍である長詩「チャイルド・ハロルドの巡礼」を発表した。

そして、この「チャイルド・ハロルドの巡礼」という書籍は、たちまちのうちにロンドンの人々を熱狂的にさせ「一朝目覚めて有名になったのを知った」と伝えられている。

この熱狂的な歓迎は、バイロンをロンドン最高の社交界の獅子にもさせた。
バイロンの、その美貌と、そして「びっこ」な詩人。
神秘的な憂鬱と情熱を持った若き男爵は、ロンドンの女性の心を捉えてしまった。

バイロンの恋愛遍歴

貴族婦人であるカロライン・ラム(Caroline Lamb) との恋愛、

このカロライン・ラムとバイロンとの道ならぬ恋は、映画化された。

詳しくは、>>> こちら

バイロンの妻イサベラ
Isabell

数学に秀でた理性的なイザベラ・ミルバンク(Isabell Milbanke) との結婚(1815年)と離婚(1816年)。

このイザベラとの間に生まれた娘が、あのエイダ・バイロン Ada Byronである。

 

詩人シェリーの義妹クレア・クレモント(Claire Clairmont)との恋愛。

このクレアは、バイロンと共にスイスへ渡り、そこで兄シェリーの恋人(後に結婚したメアリ・シェリー)は、史上に残る作品を書き上げた。

バイロンの義姉オーガスタ
Augusta

異母姉であり、人妻でもあったオーガスタ(Augusta Leigh) との密やかな恋。

このオーガスタとの間に娘をもうけている。

 

この青年貴族バイロン男爵は、数多くの女性を虜にしていく。

しかし、その結果(特にオーガスタとの不倫)は、まもなく、悪魔のように疎外され憎まれ、絶望のうちにイギリスを追われることになる。

1816年 ドーバー海峡を越えヨーロッパ大陸へ渡ったバイロンは、再び生きてイギリスへ帰ることはなかった。

ギリシャ独立戦争

スイスで詩人シェリーに歓迎されイタリアへ渡ったバイロンは、追放された絶望的な生活の中で、ようやく新たな情熱が生まれてくる。

それは若き日に訪れたギリシャがトルコからの独立を目指していることを知り、これを助けるためにと自らの資金を投げ出して義勇軍を募った。
1823年にギリシャのミソロンギに上陸。
1824年 ギリシャ独立を応援する戦いの中で、バイロンは熱病に冒されてしまう。
そして、
4月19日に父ジョンと同じ36年の生涯を閉じた。

バイロンの名は、ギリシャ独立の恩人として、その名をとどめている。

バイロンの遺体はラム酒に漬けられロンドンへと帰ることとなった。

ドン・ジュアン Don Juan

バイロンの最大の作品である「ドン・ジュアン(スペイン語読みでドンファン)」は完結することなく未完で終わった。

Ada Byron エイダ・バイロン

バイロンにはイザベラ・ミルバンク(Isabell Milbanke) との間に娘エイダ(Ada Byron)がいる。

バイロンの娘エイダ(Ada Byron) は、母ゆずりの数学に長け、世界初のプログラマーと云われている。
1974年に米国防総省で開発されたプログラム言語「ADA」は彼女の名に由来している。

父と祖父と同じ36歳で死去。

詳しくは、>>> こちらへ

私の好きなバイロンの詩:She Walks in Beauty( 詩集ヘブライ調より )

バイロン独特の、美しい韻の響きを聞いてみてください。

She walks in beauty, like the night
Of cloudless climes and starry skies;
And all that's best of dark and bright
Meet in her aspect and her eyes:
Thus mellow's to that tender light
Which heaven to gaudy day denies.


全文は、>>> こちらのページ Works へ

ギリシャでのバイロン像

バイロン卿はギリシャ独立運動に参加し、死去。ギリシャ独立の父と呼ばれる。今日でも甘美な潤いを与える詩集本、書籍を残す。
ギリシャでのバイロン像

バイロンが登場する映画

レディー・カロライン Lady Caroline Lamb ( 1972 )

ゴシック Gothic ( 1986 )

幻の城 Rowing With The Wind ( 1988 )

映画レディ・カロライン。バイロンとの不倫を題材し、バイロンの甘美な潤いを与える詩集本、書籍を産む。   バイロンが登場する映画・ゴシック。怪奇小説の誕生。   バイロンが登場する映画・幻の城。ドラキュラ、フランケンシュタインという怪奇小説の誕生秘話。