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Lord Byron
Rowing

バイロンが登場する映画 幻の城 Rowing with the wind

Rowing with the wind キャスト

バイロン卿が登場する映画 幻の城 Rowing In The Wind 怪奇小説本が誕生するきっかけとなる。
[ ポスター ]

Amazon >>> Rowing With The Wind

監督・脚本:Gonzalo Suarez カルロス・スアレス
撮影 Carlos Suarez カルロス・スアレス
音楽 Alejandro Masso アレハンドロ・マッソ
美術 Wolfgang Burman
編集 Jose Salcedo ホセ・サルセド
字幕 細川直子

キャスト
・Hugh Grant .... Lord Byron (詩人)
・Lizzy McInnerny .... Mary Shelley (詩人シェリーの妻・後に作家に)
・Valentine Pelka .... Percy Bysshe Shelley (詩人)
・Elizabeth Hurley .... Claire Clairmont (バイロンの恋人・メアリの異母妹)
・Jose Luis Gomez .... Polidori (バイロンの主治医)

(1988年 スペイン 96分)

映画のストーリー

19世紀初頭、凍てつく北極の海を航海する『フランケンシュタイン』の作者メアリー・シェリー(リジー・マキナニー)は、父ウィリアム・ゴドウィン(テリー・タプリン)に、若き詩人パーシー・ビッシュ・シェリー(ヴァレンタイン・ペルカ)を紹介した時のことを思い出していた。

時に、彼にはハリエットという妻がおり、二人が一緒に暮らすことを父に反対されたメアリーとシェリーは、彼女の異母妹クレア・クレアモント(エリザベス・ハーレイ)に勧められるまま三人で、ジュネーヴ近郊の湖のほとりに住むクレアの愛人バイロン卿(ヒュー・グラント)の館を訪れた。

ある雨の日、バイロンは皆に恐怖小説を書くことを提案し、メアリーは『フランケンシュタイン』の物語を書き始めた。ところが彼女の想像が生み出したこの怪物(ホセ・カルロス・リヴァス)は、やがて一人歩きし始め、彼女の周囲の人々が死ぬたびにその姿を現すことになる。

 バイロンの主治医ポリドリ(ホセ・ルイス・ゴメス)、ハリエツト、メアリーの異父姉ファニーの相次ぐ自殺。さらにメアリーとシェリーの一人息子ウィリアムも突然水死した。失意の夫妻はクレアとともに、イギリス人エドワード・ウィリアムズ(ジョリヨン・ベイカー)の屋敷に身を寄せる。

やがてクレアは屋敷から去り、代わりにバイロンがやってきた。二人の間の娘アレグラも、その頃死んでいた。メアリーはバイロンに、シェリー、そして彼バイロンの近い死を予言する。事実シェリーはヨットの遭難で水死し、時を経ずしてバイロンもギリシア独立戦争に身を投じようとして死んだ。そして今メアリーは、ようやくこの北極の海で怪物と訣別することができるのだった。

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